このプロジェクトは、プロレーサー・浅井亮博さんとの F1レースの中継では、オンボードカメラの迫力画像が不可欠なものになっています。ドライバーと同じ視点でレースを疑似体験できる映像は、すっかりおなじみですよね。 実はF1のみならず、他のカテゴリーやアマチュアレーサーの間でも車載カメラは一般的になってきているそうです。スポーツ走行時に車載カメラの画像をビデオで録画しておき、後から映像を見ながら走行をチェックし、テクニックの向上につなげているようです。 車載カメラの映像を見ると、自分が運転している気分になります。コーナー前ギリギリで減速して突っ込んでいき、横Gに対抗しつつクリップで車体の向きを変え、コーナー出口をにらみ・・・ ・・・・なんですが、ここです!コーナーの先を見たいのに、画面の端に行ってしまうか最悪の場合は外れて見えなくなってしまうのです!盛り上がるレーシングスピリットも台無しです。常に正面を向いているがゆえの、車載カメラの弱点です。 ところで、こんなふうに何かが見えそうで見えない時、鼻の下を伸ばして覗き込んでしまうのはなぜでしょう・・。そんなことをしても見えるわけがありません・・・。 今回、プロレーサーの浅井亮博さんのアイデアによるこの機器は、コーナリング時の横Gを感知して自動的にカメラをコーナリング方向に向ける装置です。 この装置はビデオカメラと固定用のステーの間に固定して使います。 富士スピードウェイで初テストを行いました。スーパー耐久仕様のRX-7に取り付けたところです。車内後部のロールバーに取り付けました。 走行中には激しい振動やGが加わります。取り付けたマウントが外れないか心配でしたが約3時間の走行でトラブルはありませんでした。 各走行の後にビデオで動きをチェックしてパラメータを調整しました。3回目にまあまあ思い通りの動きをするようになりました。サーキットでの実走行テストなんてめったにない機会ですから、なんとか結果を出せてよかったです・・。 |
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