LED植物育成実験プロジェクト 実験1  2004/11/27〜12/26

      この実験は、エレクトロニクス専門店アイ・シー・アイの
      アイデア&提供による、共同プロジェクトです。

     LED照射装置も作製できたので、早速何か野菜を育ててみましょう。
    今顔の実験の目的は、「本当にこの装置による照明で植物が育つのか」という点を確認したいだけなので、植物の種類は何でも構いません。

    radish.JPG なるべく早く育つものがいいな・・・と考えてみると、ハツカダイコンがいいのではないかと思いました。名前からして二十日ダイコンですから、3週間〜1ヶ月の短期間で収穫できるようですし、小さいし、うまくできればツマミにもなるし・・・ということで、早速種を買ってきました。

    11/27 20℃
       
     小さなポットに野菜用の土を入れてたっぷり水で湿らせます。
    真ん中に1cmくらいの穴を開けて、種を5つほど入れ土をかぶせました。照明はまだ開始してません。
    どうなるのでしょうか?楽しみ〜!

    1日目(11/28) 18℃
     たった一日で芽が出るものではないことは重々承知してるんですけど、ついつい何回ものぞいてしまいます。
    当たり前ですが、何の変化もないです。
    暇でやることもないので、ロゴを作ってパネルに貼ってみました。
        少しだけカッチョよくなりました。

    2日目(11/29) 21℃
     わかってる、わかってるんですけどまだ芽は出ません。でもついのぞいてしまいます。
    いつ芽が出てもいいように、昨夜から照射を開始しました。
    全LED100%出力、連続24時間照射です。土の表面から7cmの至近距離です。
       LED_E1_2day.JPG
     土の温度は3℃ほど上昇しましたが、一日1回か2回の水やりで十分です。

    3日目(11/30) 20℃
     芽が出ました!
    というより少しほじくってみたらそこに芽がありました!(笑)
    LED_E1_3day1a.jpg

    ・・・・写真だとよくわかんない・・・・
    が、いずれにしろ光合成スタート!?です。

    4日目(12/1) 20℃
     芽が出たぞ!・・・・と思ってたら、なんか元気ないです。双葉がくっついたまま開いていないし、
    色も白っぽいし・・・・
     やはり待ちきれずにほじくったのがいけなかったか!?
    ほかの種は自然に任せておくことにしました。
    果報は寝て待て。
    ・・・
    ・・・・・・・・
    ・・・・・・・・・・・・・・・・!
    も、もしや!!
    発芽というのは「夜の間に芽が伸びて、朝になったらぱっと開く」ものでは?!
    夜は暗くなければ出るものも出ないのでは!?
    ・・・ということで、芽が出るまで夜は消灯することにしました。
    けっきょく何かやらないと気がすまない私。

    5日目(12/2) 20℃
     朝、おお!2つ目の芽が!

     やはり、夜は暗くするのがいいみたいです。少なくても発芽までは・・・。昼間は連続点灯です。
    少し気になるのが、葉っぱに茶色の斑点状に傷があるところ。ほじくったのがいけなかったのか・・。
     今夜も夜消灯で様子を見ます。

    6日目(12/3) 20℃
     気持ち葉っぱが開いて、茎も伸びました。3つ目の芽も出かかっています。

    7日目(12/4) 20℃
     夜消灯→朝点灯を繰り返しています。いまいち変化がありませんが、すこし葉っぱがしっかりしてきた感じがします。もうしばらくこのパターンで様子を見て見ます。
     なんか成長がちょっと遅い気もするのだけれど・・。

    8日目(12/5) 21-24℃
     なんだか今日は風が強いし暖かいし、妙な気候の一日でした。
    3つめの芽は根っこがやられていて、結局完全に発芽しませんでした。
    水が多すぎたのかな〜?
     初めに出たほうの芽から、本葉の「兆し」のようなものが出ました。

     葉の緑色も濃く、しっかりしてきたので今夜から連続照射を再開します。

    9日目(12/6) 20℃
     連続照射中です。本葉が少し大きくなりました。

    10日目(12/7) 20℃

     本葉が形になってきました。
    LEDの光源で十分光合成できているのは間違いなさそうです。
    がんばれハツカダイコン!!

    12日目(12/9) 18℃
     本葉が結構開いてきましたよ〜!日に日に成長しているのがわかります。
    画像は明日のお楽しみ!

    13日目(12/10) 20℃
     本葉が双葉より大きくなりました。緑色も濃く、しっかり光合成しているのがわかります。

    16日目(12/13) 19℃
     かなり大きくなり、3枚目の本葉も出てきました。茎も赤く色づいてきました。
    ここから、しっかり根が太ってくるかが勝負の分かれ目だそうです。
    (ハツカダイコン育成エキスパートの談)

    20日目(12/17) 16℃
     これまで、写真を撮るときには部屋を明るくして撮影するので、画像だけ見ると
    いかにも健康的に育っているハツカダイコンに見えるのですが、実際の周りの環境はというと、

    ・・・ここで野菜が栽培されているなんて考えられない、いや、生命の存在すら
    許されないのではないのかと思わせる、混沌・殺伐とした場所で育っているのです・・。


     そんな中でもハツカダイコンはたくましく、根の表層に裂け目ができ、
    中からダイコン本体になると思われる、真っ赤な茎が顔を出しました。

    23日目(12/20) 18℃
     日ごとにぐんぐん成長しているのがわかります!
    1時間ごとに撮影してパラパラ漫画にしてみたい衝動に駆られます。^^)
     

     根っこの部分が太くなってきました!現在、径にして8mmくらい。
    これなら、誰がどう見てもハツカダイコンだ!と断定できます。うう。ウレシイ・・・。

    26日目(12/23) 19℃
     いやー、丸くなってきました!現在の直径15mm。
    この3日間でほぼ倍の大きさになったことになります。

     根部分はぐんぐん成長していますが、葉の部分は成長がぴたっと止まりました。
    本葉4枚(長さ5〜7cm)で、成長に十分な光合成ができているということだと思います。

    29日目(12/26) 18℃
     いよいよ運命の日を迎えました。根部の成長がぴたっと止まったのです。
    そうです。収穫です。

     良くぞここまで育ってくれた!お父さんはうれしいぞ。うう・・。

     
     収穫時期が遅れると根っこの割れや「す」が入ってしまうそうです。


     葉部最大高さ 14cm
     株部高さ 19mm 直径21mm

    料理&試食編に続く・・・・



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