PIC(ピックと呼んでいます)とは、米国マイクロチップ・テクノロジー社製のperipheral interface controllerというICの略称です。
別称「プログラマブルIC」とも呼ばれるとおり、IC内部にプログラムを書き込むことによって、実にさまざまな動作が可能になる、スグレモノの電子部品なのです。 プログラムに従って動作をするこのICは、れっきとしたマイクロコンピューターです。が、一つ\150〜高くても千円くらいという、安価で使いやすものなのです。PICを使うと、単純な回路でも高度な機能をもつユニットができます。電子工作の初心者には、特におすすめの部品なのです。 例えば、発光ダイオードという光る部品を使って、1秒ごとにピカピカと点滅させる回路を比べてみましょう。 PICを使わない場合の回路 この回路をはじめてみた時、全体でどんな機能があるのか、というのは部品や回路の知識がないとわかりませんね。 一方の、PICを使う場合の回路はこんな感じです しかし、もしPICの中にこんなプログラムが書いてある、ということがわかればどうですか? 1.LED(のつながっているピン:GP0)をONにする プログラムに書いてある動作を考えてみれば、これはLEDが一秒間隔で点滅する回路だ、とわかりますよね。 PIC用のプログラムはパソコン上で、フリーソフトを使って作ることができます。自作したプログラムは、「PICライタ」という装置を使ってPICに書き込みます。回路の設計も、ほとんどの場合PICに必要な部品を直接つないで、後でプログラムを考えればたいていなんとかなってしまうので、工作入門に最適な気楽さがあるのです。 回路についていろいろわかってくると、応用としては例えばこんな部品をPICにつないで制御することができます。
ちょっと考えただけでもいろいろできそうですね。ロボット、防犯センサー、超音波距離計・・・可能性は無限大です。あなたならどんなものを作りますか? |
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