電子工作は、どうしても細かい作業が多いですから、専用に設計された工具が使いやすいです。これらの工具はDIY店や、電子工作キットを扱っている店においてあります。東京の方は秋葉原、大阪の方は日本橋へ出かけてみましょう。
はんだごて |
電子部品を回路図どおりに配線するためには、「ハンダ」と呼ばれるスズと鉛の合金を溶かし、部品と配線を溶接します。その時ハンダを加熱するのに使うのがハンダゴテです。15-20W位のセラミックヒーター仕様のものがいいと思います。 私が使っている(上画像)のは、gootのCXR-30(22W)です。他にHAKKO社、HOZAN社の製品もおすすめです。回路の仕上がり、信頼性に直結する道具なので、いいものを使いましょう。 |
コテ台 |
ハンダゴテを使わない時に置いておく台です。安定したものを使わないと、コテを落として床を焦がしたり、服に穴をあけたりします(体験談^^;)。スポンジには、水を含ませておき、コテ先を時々ぬぐってきれいにします。gootのST-77です。
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ハンダ |
スズ-鉛の合金で、組成によって融解温度が変わります。電子工作にはスズ(Sn)60%で太さφ0.6-0.8mmのものが使いやすいでしょう。画像はgootのSD-34です。 |
ピンセット |
部品を固定したり拾ったりするのに結構使います。ピンセットも精度によって使いやすさが大きく変わる工具です。いいものを使いましょう。画像はgootのTS-15です。 |
ペンチ |
リードを曲げたり、部品を固定するのにも使います。ガタさえなければ安物でも十分使えますが、先がしっかりしていて、かつ細目のものが使いやすいです。画像はHOZANのP-37です。 |
ニッパ |
リード線を切ったり、線材の被覆をむくのに使います。刃物ですからやはり精度のいいものを使いたいです。先端がきっちりあっていることは最低条件です。画像はHOZANのN-34です。 |
IC外し |
ICをソケットから外すのに使います。先端の爪でガシッとつかんで、簡単にぬくことができるようになります。画像はサンハヤトのGX-3です。 |