PICライタの製作(4)
●ICソケットをとりつけます。
ICソケットは、もうひとつの袋のほうに入っています。計4つ入っているはずです。
まず、左の一番大きなソケットからつけてみましょう。これは"足"が14X2本ありますから"28ピンソケット"です。
これを基板の"U5"の位置にあわせます。
この時ICソケットには向きがあります。短い辺の「くぼみ」がある方を、基板のシルク印刷のくぼみ表示にあわせて取りつけます。ICソケット自体はどちらでもよいのですが、ソケットに取りつけるICには方向性があります。ICソケットの「くぼみ」はその時のための目印になるのです。
U5用ソケットをハンダ付けしますが、ここでちょっとコツを。
ICソケットは足が短いので、これまでの部品のように足を広げて固定しても、どうしても裏返した時にソケットが基板から浮き上がって、そのままハンダ付けされてしまう場合があります。
そんな時って、手が3本あればな〜と、思ってしまいます。ハンダを支える手、コテを持つ手、部品をおさえる手、です。・・・・なんて言っててもしょうがないので、私はこんな風にしてます。
ハンダを洗濯バサミで固定し、先端をゆるいU字状にします。
なんかマヌケですが、なかなかどうして、これが第3の手となって活躍してくれます。
左手で基板と固定したい部品を支えて、右手でハンダゴテを持ちます。
↑でICソケットを支えて、→でハンダ付けしています。
2〜3ケ所ハンダ付けするとソケットは固定されますので、後は、普通に下に置いて作業することができます。
残りの3つのソケットも同様に取りつけます。
左からU3,U4,U6用のソケットです。U3,U4ソケットは同じもの(16p)です。U5同様、向きを基盤の印刷に従って取りつけましょう。
ここまで完了するとこんな感じになります。
休憩しながらゆっくり進めましょう!
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