電子工作入門書出版書籍「PICマイコンによるメカトロニクス入門」第2章追補
    加速度センサの代替部品について

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      本書第2章では「加速度万歩計」を紹介しています。製作に必要な部品として加速度センサADXL202Eを使っていますが、2005年11月現在、通販でも入手が難しい状態になっているようです。
     代替の加速度センサとしては浅草ギ研社(http://www.robotsfx.com/)より入手可能な"MEMSIC社製2軸加速度センサ" が使用できます。ただし、下記の点が異なりますので留意の上ご活用ください。

    (1)パルス幅が異なる
    記事中の回路ではパルス周期T2(図2-18参照)が8msですが、MEMSIC加速度センサを使用すると10msになります。同様にT1も1.25倍のパルス幅になります(図2-18の上からそれぞれ5ms、2.5ms、7.5msになる)。したがって、最終的な万歩計としての記録値も1.25倍の値が記録されます。

    (2)回路の変更
    回路図の加速度センサ部分を下記図のように変更する必要があります。Rsetやコンデンサを省略できますから、回路は簡単になります。


    図1 MEMSIC加速度センサを使用した場合の回路図



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