河西電子主催「ロボット教室」レポート(1)申請と準備
 

- 「何かを作る」ことは楽しい。 -
何かほしいものがあって、それが手に入らないときは自分で作るしかない。
でも、そんな簡単にはなかなか作れない。作ってみたものは、ほとんどの場合思い通りに動かないのだ。
なぜ動かないのか。どこまではうまくできているのか。どこが思い通りにいかないのか。
よく考えると、必ずその原因は自分の設計と技術にある。考えて調べて見つけた悪いところをひとつひとつ直して、最後には思い通りに動かすことが必ずできる。その瞬間の喜びは、言葉では言いあらわせない。


 ものづくりの楽しさを子どもたちに味わってもらいたくて、7年前くらいから「ロボット教室」のお手伝いをしています。これは沼津工業高等専門学校(沼津高専)の公開講座で、小中学生を対象に毎年開いています。

 教室の主催・運営に尽力されている川上先生から、ある日貴重な情報をいただきました。それによると、科学技術振興機構(JST:文部科学省の外郭団体)が科学教室などの企画を募集しているのだけど、なんと教育機関だけでなく一般人でも応募可能ということらしい。

 ロボット教室を自分で主催できるかもしれない!

 採択になるのはどのくらいの競争率なんだろ・・・少し調べてみると、昨年度(平成20年度)の実績で応募416件に対し採用178件、倍率2.3倍。・・・・・過半数は落選するということです。申請は高校や大学、科学館からのものも多くレベルも高そう・・・。まあ、国の機関に個人で何かを申請することってなかなかない機会だし、ダメモトでやってみるか!

 で、申請資料を作ってWebから応募して、しばらく忘れてました。

 そしたらある日
      
 採択通知だ!!受かっちゃったぞオイオイ!!

・・・って感じで、あまり計画性もなかったのですが、このようにして河西電子創業以来屈指の大プロジェクト「ロボット教室主催」が始まったのです。
がしかし、やはりここからの準備が大変でした。

実施計画書などを提出
 ・当初書類の作成要領がよくわからず、JSTの担当の方にご迷惑をおかけしましたm(_ _)m。

開催場所の予約
 ・交通の便がよく、設備もきれいな三島市民生涯学習センターにしました。市役所の方に営利目的でないことを説明し、
  無事使用許可が下りました。

器材の選定、調達
 ・ダイセン電子工業(株)社からOJ2というキットを供給いただきました。
  本来学校などの公的機関向け教育用途の教材なのですが、今回のみ特別に販売いただきました。

広報活動
 ・ポスターやチラシを作って、あちこちに設置をお願いしてまわりました。
       
        作製したチラシ、ポスター

  1.沼津駅前ショーケース
     エレクトロニクスパーツ専門店アイ・シー・アイ(iCi)さんの広告スペースを提供いただき実現したものです。
     一番目立つ位置でした。
      

  2.ラジオ番組に出演(!)
     沼津のローカルFM局、COAST−FMにゲストとして出演してしまいましたあ!
     さくまひろこさんの「ねがい」というトーク番組(iCi提供の番組です。ここでもお世話になりました!)で、
     6/18と6/25にオンエアされました。
      
     ・・・実は収録寸前まで自分が喋るとは全然思っておらず、文字通りぶっつけ本番でした。
     緊張しましたがなんとかなりました。  (なっていたのか!?)

  3.スーパー
     地元のスーパーやデパートをまわって、掲示してもらえないかお願いしました。
     店によっては「無料じゃないと掲載できない」「公的機関の主催じゃないとダメ」など様々でしたが、大体まわっ
     た半分のお店でチラシを掲示してもらえました。

  4.公共機関
     役場、公民館、ホールなどまわってチラシ設置をお願いしました。
     三島市、長泉町は市町の広報誌に募集記事を掲載していただきました。

  5.Web
     静岡の地域情報サイトに掲載をお願いしました。
     本HPから参加申し込みできるように送信フォームを設置しました。

PCの調達
 ・川上先生もご協力いただいたほか、自分でもネット販売の底値を狙ってネットブックをゲットし、必要な台数をそろ
  えました。

工具の調達
 ・ハンダごて、ペンチ、ニッパ、ドライバーなど一式10人分を、またまたアイ・シー・アイ(iCi)のご厚意により、提供いただ
  きました。本当にありがとうございます!

当日の運営体制整備
 ・川上先生と沼津高専の学生さんにお手伝いいただけるようお願いしました。
 ・会社の同僚に、当日の運営にスタッフとして協力してくれるようお願いしました。
  事前の技術研修会(ロボットを実際に組み立ててみる・・)をやりました。
・家族(カミさんと子供)にも協力を仰ぎました。

ロボット課題コースの製作
 ・日曜大工で作りました。大きいので、運ぶにも置いておくにも持てあます・・・。
  はじめ考えていたコースは難易度が高すぎて、自分がやっても1日かかるような状況だったので、
  もうちょっと簡単なものにしました。

カリキュラムを考え、テキストを作る
 ・自分で組み立てたりプログラミングしながら、説明のストーリーを組み立てました。
 ・小学生にも理解できるように説明するのはなかなか難しい!

申し込み受付
 ・申し込みはメールやハガキ、電話やFaxでも来るので適宜対応。
 ・応募が定員をはるかに上回ったので抽選を実施しました。(落選してしまった皆さんゴメンナサイ・・・)

キット配布の準備
 ・拡張センサーを取り付ける2日目はハンダは使わないようにしたいので、必要な部分は自分でハンダ付けしました。
  また、送付されたキットは基板や抵抗などが部品ごとに20台分まとまっている状態だったので、セットになるように
  仕分けして、自前で用意した箱に入れました。
    

当日用の雑器材準備、スケジュール作成
 ・電源用テーブルタップの調達・配置設定、生徒の配置と担当スタッフの割り振りなど・・

 ・・・てな感じで、直前までバタバタしながら当日を迎えました。



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