2日目はプログラミングを学習します。PCは一人1台用意してじっくり取り組んでもらいます。
カリキュラム
1.すでにできているサンプルプログラムをダウンロードする
2.センサーモニターの使い方を学ぶ
3.手本のとおりにプログラムを組んでみる
4.フローチャートの書き方
5.LEDの点滅プログラムを作る(Whileの使い方)
6.センサーを使ったプログラムを組んでみる(ifの使い方)
7.ライントレースに挑戦
以上を3時間くらいで説明し、実習します。この日から沼津高専の川上先生と学生さんにもご協力いただいて、個別指導の手伝いをお願いしてます。
今回のキットで使うプログラミングシステムはC言語に近い体系なので、なかなか説明がむつかしぃ〜!
ここで理解できると、マクロやより広いプログラミングの概念も習得できることになるので、がんばってついてきてほしいところです・・・。
一通りプログラムの組み方を習ったら、その後は各自で好きな課題に挑戦してもらう「チャレンジタイム」にします。
改造して拡張センサーを取り付けたい人はとりつける。
高度なプログラミングのために新しい命令を使いたい人は調べる。調べてわかんなかったらスタッフに聞く。
自分のアイデアをもとに自主的にどんどん進めてもらいます。
課題は3つ。
1.4つの黒いテープの印をまわって四角形を描く
2.レスキューコースの1階部分をクリアする時間を競うタイム・トライアル
3.2階部分を含むライントレースコースを走破し、坂道クリアや被災者発見などで加算されるポイントの
合計を競うレスキューラリー。
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四角形コース |
レスキューコース |
「それでは、今から各自で好きな課題に取り組んでください。はじめ!」
「先生!全然わかりません!」
「先生!何をやったらいいのかさっぱりわかりません!」
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・・・まず何をやりたいのか、どうしたらそれができると思うのか、そうするためにはどんなフローチャートを考えればいいか、そのフローチャートをプログラムにするにはどうしたらいいか・・・・など、根気強く説明。最終的には、ほとんどの生徒がライントレースできるようになりました。
タイム計測中
しかし、最も難易度の高い課題「レスキューラリー」で全ポイントを完全にクリアする生徒はいませんでした。ちょっと難しすぎたかなあ?
それでもみんなとても楽しんでいました。
後日、家でコースを自作して挑戦している生徒さんもいたようです。うれしいですね。
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