(新しい記事は、このページの下のほうに更新されます) これまでにLED照射装置を試作し、ハツカダイコンやハーブがちゃんと育つことを確かめることができました。そしてLED400連装の量産型機を開発、プロジェクトはいよいよ応用実験の段階に入ります。 量産型機は2系統の照射パターンで植物の育ち方を比較することができます。 植物は光の照射条件によって育ち方や含まれる栄養分が変わることが知られています。ビタミン成分豊富な野菜や、珍しい色の花の栽培なんかも可能かもしれません。 今回は、パルス状態の光が植物にどう影響するのか実験してみたいと思います。目に見えないほどの早いパルスと、0.5秒周期の遅い「チカチカ光」の2種類の光を試してみます。 3/14(0日目) 今回はリーフレタスを育ててみます。 実験開始!向かって左側が200μs(早い点滅)、右が500ms(遅い点滅)のパルス光です。 3/16(2日目) 3/18(4日目)
比較的「遅い点滅」発光パターンのほうが、太くしっかりている芽が多いように思います。 3/20(6日目)
3/26(12日目)
遅い点滅のほうが大きいという状態は変わりません。両方で本葉の芽が出てきました。 3/31(17日目)
自力で立っていることができず、バタバタと倒れる株が続出しました。 これまで、「遅い点滅」のほうが大きいので成長が早いのだと考えていましたが、よくよく比較してみると両方での本葉の枚数や次の葉の芽の出方などで違いはなく、単に遅い点滅のほうが「大きい」だけでした。 4/15(32日目) 上の画像では右側の「遅い点滅」のほうが大きく育っているように見えますが、茎は細く、また葉の緑色が薄いように思えます。
栽培を始めてからの一ヶ月は気温が低い日が多く、ここまでの成長は少し遅いようです。もうしばらく栽培を続けてみようと思います。 4/30(47日目) 実験終了!
収穫して大きさを比較しました。葉っぱの部分の重さも計量して比べました。
ただし、発芽直後は遅い点滅側でモヤシ状態(徒長)になっていたことは明らかな差でした。次回は、もう少し光を要求する野菜で再実験に挑戦してみたいと思います。 実験の結果まとめ |
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