河電、サーキットへ再び 
   Kawaden get back to the circuit!!   2005/9/9

 夏真っ盛りの8/5、私は会社をサボってある場所に行ってました。
今年の夏は暑かったですからね!会社にこもって仕事なんてやってる場合じゃないです。平日の通勤渋滞をかき分けかき分け、向かった先は富士スピードウェイ!!

 サーキットは久しぶりです。5年ほど前にフォーミュラニッポンのチームについて鈴鹿に行って以来です。
詳細はこちら(Fニッポン・e-FGプロジェクト)

 富士スピードウェイって、よく知らなかったんですけど大々的にリニューアルを敢行して、最近活動を再開したんですね。施設がすごくきれいでした。職員の方もとても親切でいいかんじです。

 今回はプロレーサー・浅井亮博さんのアイデアで、ある装置の開発に取り組んでいます。
センサおよびメカニクス制御の技術を使った装置で、実際に走行する車体に搭載して稼動するものです。
今回はその初めてのテスト走行です。サーキット走行のテストはいつでも簡単にできるわけではなく、この日はスーパー耐久第5戦の公式練習としての走行でした。

 ふと気づくと、私、観客席からサーキットを見たことがないんです・・・・

 約1時間の練習走行をこの日3回行いました。走行している最中に装置の調整はできませんから走行後にデータを見て、パラメータを改良していく必要があります。したがってチャンスは2回。

 1回目のテストは10種類ほどあるパラメータをほとんど「勘」で設定しました(笑)。
セッティング作業の合間を縫って、装置を車体に取り付けました。
久しぶりに見るレーシングカーはやはり精悍で、エンジン音も大迫力です。すごい振動・・・・取り付け大丈夫かな・・。

 第一回目走行スタート!
スーパー耐久参加車が続々とコースインしていきます。一周約2分の周回で、各車調整しながらラップを重ねます。

 速えぇー!

 目を点にしているうちに第一回目の走行は終了しました。
装置を回収してデータを見てみると

 ああ、やはり思った動きにはまだまだ遠い・・・・
 まあ、一時間の間壊れず・暴走せず作動していたのでよしとしましょう。負け惜しみ。

 結果を元にパラメータをもう一度練り直します。
実際に動かしながらの調整はできないので「想像力」を駆使しての作業。つまり、変わらず「勘」で調整ということです(笑)。パラメータ3種類を適当にいじって、まあこんなもんだろ。

 第二回の走行スタート!!
 
 終了!装置回収!

 結果:1回目より悪くなってた

 だめじゃーん!!

 うーん。しょうがないのでもう一度はじめっから考え直します。
テレメトリーデータ(本物!)も見せてもらって参考にします。ふむふむ・・・。

 最終走行スタート!!
装置に関する機械的なトラブル発生はなさそうなので、ピットから離れてあちこち見てました。

 そして三回目の結果は

・・・バッチリでした!!これぞ思い通りの作動だ!

水冷式のインナージャケット
 いやいや何とかまともに動くようになってよかったです・・・。

 しかし、当初想像していた以上にレーシングカーの動きは激しいということがわかりました。ドライバーの浅井さんも走行するごとに汗びっしょりです。ほんと、レーサーってハードなお仕事ですよね・・・。

 今回はここまで。詳細についてはまた追って紹介します!



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